革でありがなら、軽量感・フィット感・通気性を実現。
鹿革にこだわるオリジナルブランド。
ブランドコンセプト
鹿革の一番の特徴は、その軽さにあります。また、しっとりとしたしなやかさと柔らかさを持ちながら、耐久性にも優れた皮革です。
適度な伸縮性がありとても丈夫な鹿革は、鞄や財布などでその優れた特性が生かされます。
また、鹿革はその柔らかさゆえ、縫製には熟練した技術を必要とします。磨かれた職人の技を、すみずみに感じていただけることでしょう。
鹿革との出会い
鹿革と出会うまでは、牛革製品のみを販売してきました。
ご好評を頂いておりましたが、お客さまから「牛革は丈夫だが重たい」というお声を頂戴したり、
売り場で、鞄を持ち上げた後に首をかしげる仕草を拝見する様になりました。
その頃から「軽くて、革の良さが伝わる素材とは?」という想いが湧いていました。
そんな時に、たまたま毛皮製品の職人から持ち込まれたのが鹿革でした。
鹿革の優れた特徴
- 柔らかくて軽い。
- 鹿革独特の繊維構造がもたらす、しなやかさ。
- 伸縮性と通気性。
鹿革が暴れる。
早速、試作品づくりにとりかかりました。
すぐに判明したのは硬い牛革と違い、その伸縮性と柔らかさから真っ直ぐ裁縫が出来なかったのです。
まるで革が暴れているようでした。
まずは部位によって違う革の伸び方を、見極めながら裁縫していく感覚を習得するのにとても時間がかかりました。
また、その過程で道具も自作する等、試行錯誤の連続でした。
当店の鹿革は銀面付きです。
銀面使用
一般的に野生の鹿は大きな傷が多いために、ほとんどが銀面と呼ばれる表面を剥がして使用したバックスキンです。剥がした方が使える部分が増えるからです。
また、革をなめすときに銀面が剥離しやすいため、バックスキンにしてしまった方がラクに作業ができることも理由の1つです。
しかし、バックスキンに比べて銀面付きの方が、はるかに手ざわりがよく、強度も高まります。 私たちが取り扱っている鹿革製品は、すべてこの銀面付きの革を使っています。
さらなる良質な製品づくりへの誓い
このように手間も時間もかかる鹿革製品ですが、販売開始から、おかげさまで販売が追いつかないほどの人気をいただいております。
大量生産ができないために、お待ちいただくこともあり心苦しい限りですが、今後も長くご愛用いただける良質な製品づくりに取り組んでまいります。
ネットでは、この手ざわり感をご確認いただけず残念ですが、 北海道にご旅行の際は、店頭にてお手にとって実感してみてください。 私たちが誇りをもって扱っている鹿革製品を、よろしくお願い致します。